第13回 5月11日
~あいち・みえ・ぎふ 船運が繋ぐまち探訪 ~ part3 赤坂宿

2013年5月11日(土)

JUDI中部ブロック デザインセミナー
  ~あいち・みえ・ぎふ 船運が繋ぐまち探訪 ~ part3 赤坂宿

岐阜の3大学との合同開催

  • 今回のまち探訪「赤坂宿」は、岐阜大学、岐阜女子短期大学、岐阜経済大学3大学との合同開催となった。2013年5月11日、雨模様の中、JUDI中部ブロック7名、JUDIゲストには桑名まち歩きのメンバーなど4名に3大学の教員や学生など40名を超える参加者となった。
  • 大垣より更に奥まったところに赤坂港という名前の港の存在。杭瀬川はかつて揖斐川の支流で、水量も豊富で伊勢湾方面にも船運で通じ、桑名(まち探訪part2)や名古屋ともつながっていたのである。
  • 町の歴史は古く、古墳、壬申の乱の時代、平安時代、戦国時代、江戸時代、明治時代など多くの時代の物語りがある、歴史の宝庫。美濃赤坂の駅は、矢橋大理石の石工場とつながり、石切場、土取場につながる線路がある。スイッチバック方式で街道を横切る形でかつて蒸気機関車が街中を横切った。
  • 川港であった赤坂港にはおしゃれな洋館の赤坂会館。お茶は出ないが徳川家康の「お茶屋敷」跡と呼ばれる牡丹園には堀がめぐらされた後があり、戦国時代の名残りがある。昼飯時間でもなかなか雨がやまない中、前方後円墳「昼飯大塚古墳」の円墳の頂上から眺める景色もまた格別。当時の古墳の状態を再現して、埴輪も並べてある。
  • その後、民家を改修した、岐阜大学旧早野邸セミナーハウスで、大垣市まちづくり応援団"の坂忠男さんより、赤坂のまちづくりの概要を伺い、学生を交えた5グループに分かれ、JUDIメンバーのファシリテーションで、まち歩きの成果をもとに赤坂宿のこれからを考えるワークショップを行った。
  • 歴史の宝庫で資源の豊かな、しかし観光地化していない静かなまち、ワークショップでも語られたように「知る人ぞ知る赤坂」なのであった。
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